くらし情報『絶対見たい…! お殿さまが愛した「ゆるすぎアート」仙厓さんの展覧会』

2022年6月17日 20:00

絶対見たい…! お殿さまが愛した「ゆるすぎアート」仙厓さんの展覧会

62歳で住職を引退してから本格的に書画をはじめ、作品の依頼が絶えないほど人気となりました。88歳で亡くなるまで、多くの作品を制作しています。

お殿さまのコレクション!

絶対見たい…! お殿さまが愛した「ゆるすぎアート」仙厓さんの展覧会


仙厓作品を収集したのは、細川家16代当主の細川護立(ほそかもりたつ:1883~1970)。永青文庫の設立者です。

護立は、さまざまな禅宗美術を集め、仙厓コレクションは100点以上も収集。ほかにも、江戸時代中期の禅僧・白隠慧鶴(はくいんえかく:1685~1768)や、仙厓の兄弟子にあたる誠拙周樗(せいせつしゅうちょ:1745~1820)などの禅画も集めました。

ちなみに、同文庫の所在地は文京区目白の高台にある細川家の屋敷跡。緑に囲まれたステキな空間で、お殿さまのコレクションを楽しめます。


カワイイ猫…?

絶対見たい…! お殿さまが愛した「ゆるすぎアート」仙厓さんの展覧会
では、作品をいくつかピックアップしてご紹介します。

まずは、大人気の《虎図》。仙厓は、この絵を前にした人に「猫か虎か当ててごらん」と問いかけています。日本では古くから虎の絵が多く描かれてきましたが、実際に本物の虎を見た絵師は少なく、猫などを参考にしていました。仙厓もまた同じだったそうで、作者の遊び心が感じられる作品です。

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