くらし情報『蜷川実花「4万回も心が動いた…」コロナ禍の日本で撮り続けた“希望”の作品』

2022年7月10日 09:00

蜷川実花「4万回も心が動いた…」コロナ禍の日本で撮り続けた“希望”の作品

窓というフレームの中に植物の写真を置き、光の中で光にあふれた写真を見ていただくという重層的な試みが、本展の見どころです。

蜷川実花「4万回も心が動いた…」コロナ禍の日本で撮り続けた“希望”の作品


田村さんまた、本展のために、当館で蜷川さんに撮影していただいた写真は、本館2階の「妃殿下居間」に展示されています。今年1月の大雪の日に撮影されたマツの写真で、窓の外には被写体となったマツもあり、一緒にご覧いただけます。


蜷川実花「4万回も心が動いた…」コロナ禍の日本で撮り続けた“希望”の作品


田村さん今回展示されている最新作は光に満ちあふれ、極彩色で知られている今までの蜷川さんの作品と異なる新たな世界観が展開されています。

光は希望の象徴でもあります。「光彩色」でいろどられ希望にあふれた作品世界と、繊細かつダイナミックで没入感の高い映像インスタレーションは、蜷川さんの今とこれからを示す新機軸です。この展覧会は、新しい蜷川さんの作品世界を存分に楽しめます。

ぜひ来て体感して!

蜷川実花「4万回も心が動いた…」コロナ禍の日本で撮り続けた“希望”の作品


蜷川さんと田村さんの解説、いかがでしたか。

また、蜷川さんは最後に「今はいろいろな情報がネットで見られますけど、この展覧会に関しては実際にこのお屋敷の中で写真を見て、映像を体感していただきたいです」と仰っていました。

本当に、美しい装飾のある美術館の空間で、窓からの光を感じながら作品を見るという体験は格別なものです。

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