くらし情報『豪華すぎ! 世界遺産の美術館でゴッホの代表作が見られる展覧会』

2022年7月24日 09:00

豪華すぎ! 世界遺産の美術館でゴッホの代表作が見られる展覧会

一緒に展示されているモネの絵にも空が描かれていますが、こちらは水面に反射した空と雲です。同じ空でも、画家によって表現の仕方はさまざま。この二人の作品を隣り合わせで見られる機会はほとんどないと思いますので、かなり貴重な鑑賞体験ができます。

ゴッホ初来日の代表作も!

豪華すぎ! 世界遺産の美術館でゴッホの代表作が見られる展覧会


本展では、ゴッホが最晩年に取り組んだ風景画の代表作、《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン=ポール病院裏の麦畑)》が初来日。こちらは、展覧会のメインビジュアルにもなっている注目作品です。

ゴッホは、麦を刈る人物に「死」を、刈り取られる麦のなかに「人間」のイメージを見たといわれています。

本作品が描かれたのは、1889年。当時サン=レミの精神療養院に入院していたゴッホは、その翌年の1890年に麦畑で自分の腹をピストルで撃ち、亡くなりました。


リニューアルした美術館にも注目!

豪華すぎ! 世界遺産の美術館でゴッホの代表作が見られる展覧会


本展で美術館を訪れたら、ぜひリニューアルした国立西洋美術館もご覧ください。同館は1年半の休館中に、創建した当時の姿に近づける工事を行っていました。前庭にある目地や西門の位置、囲障など、デザイン上も大きな意味をもつ部分が変化しています。

世界遺産の美術館に足を運んで、ぜひ巨匠たちの名画を楽しんでみてください。

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