2022年7月20日 20:30
Z世代に人気の吉田凜音「中国に行って無敵になった (笑) 」と語る理由
―そんななかで、役作りをするのも大変だったのでは?
吉田さん私としては、お父さんのために生きている普通の女の子の役かなと思ったので、まずはその部分を考えるようにしました。ただ、感情を表に出さない子でもあるので、無表情のまま感情を表現するのは難しかったです。とはいえ、一郎の家族と出会うことで絵美にも徐々に感情が表れてくるので、そのあたりは意識して演じています。こんなに役になりきれることはあまりないので、すごく楽しかったです。
何にでもなれる白みたいな人になりたい
―演じるうえで、共感するところもありましたか?
吉田さんそうですね。私もたまに「感情あるの?」と聞かれるタイプなので、そういうところは似ているのかなと(笑)。特に、撮影当時はまだ18歳くらいで、感情をあまり見せないようなところもあったので、絵美の気持ちは理解できました。
―監督からは、どういった演出があったのでしょうか。
吉田さん私たちキャストが考えていたことと、監督が目指しているところが同じだったこともあり、演技指導のようなことも特にありませんでした。そんななかで、監督が何よりもこだわっていたのは、絵美を真っ白な存在にすること。