2022年7月22日 20:00
『鎌倉殿の13人』出演・金子大地「三谷幸喜さんは、頼家は可哀想な人だとおっしゃった」
頼家も最期までしっかり描いていただいたので、そこは楽しみにしていただければと思います。
――金子さんに伺いたかったのは、作品ごとに印象が全然違うので、どこまで意識されているのかと。
それ、言っていただくことが多いんです。以前は、もっと金子大地として知られたいという気持ちもあったんですが、今はありがたいことだなと受け止めています。
――自覚はあります?
現場での言葉遣いとかは、多少変わったりします。すごく明るい役だったら現場でもちょっとおちゃらけたり、陰のある役だったらあまり人と話さなくなったり。あと、見た目が変わると自然と変わります。髪が目にかかっているか髪が上がっているかでもメンタルが変わりますし、服装とかでも違ってきます。
でも、現場が終わったらその感覚も終わりで、普段通りの金子大地になります。
――そういう見た目の部分をご自身から提案されることも?
提示されるもの以上のことをやりたいなとは思います。全然違う角度のこっちもいけるね、と言っていただけたら、それが理想というか。これって自分に寄せた上で期待以上のものになったということだと思うので、それが演じる僕も一番嬉しいですし納得してもらえる。