2022年8月2日 19:30
地下トンネルで暮らす少女に未来はある…? 増え続ける「子どもの貧困問題」【米映画】
セリーヌさんアメリカも経済的に不況になってきたので、あまり改善は見られていないように感じています。
ローガンさんしかも、コロナ禍になってしまったので、ニューヨークをはじめ、西側のロサンゼルスやカリフォルニアなどではホームレス問題はより深刻になっている印象です。
セリーヌさんただ、ワシントン州では住宅を基本的人権のひとつとみなすようになり、すべての人に住宅を与える対策を取ったところ、それがうまく行っているようなので、改善されている州もあります。
ローガンさんでも、アメリカでは不平等がどんどん広がっているのではないかなとも思っています。
セリーヌさん確かに、アメリカの政策は迷走しているところもあるので、これからどうなるのかはわからないところかなと。だからこそ、この作品を通して「ニッキーのような人が電車で自分の隣に座っているかもしれない」と観客に感じてほしいと思っています。
ローガンさんニューヨークでは、ギリギリホームレスではないけれど、明日にでもホームレスになりそうな可能性のある方は増えていますからね。
セリーヌさんそのほかに、個人的に人生を変えてくれた出来事といえば、ボランティアに参加したこと。