2022年8月4日 20:00
余命宣告を受けた友人と最後の旅…元カノ達を訪ねた先で迎えた「衝撃の結末」【映画】
俳優たちにはそれを練習してもらい、撮影でも彼らが実際に作っているのですが、すごくうまくいったと思っています。
日本には、いい意味で毎回驚かされている
―ちなみに、監督は日本にはいらっしゃったことはありますか?もしあれば、印象に残っているエピソードなどを教えてください。
監督日本には10代のころから何度も訪れていますが、タイ人は本当に日本のことが大好きなんですよ。文化や食べ物など、いろんなことに興味がありますが、僕が一番感心しているのは、日本にはいくつもの“層”があるところ。1回行ってわかったつもりになっていても、もう1回行くとまた違う側面が見えてくるので、いい意味で毎回驚かされています。その驚きを味わいたいので、またすぐにでも日本に行きたいです。
―それでは最後に、ananweb読者にメッセージをお願いします。
監督この映画は、カクテルみたいな映画だと思っています。
いままでの伝統的なフレーバーではないですが、とりあえず何も考えずにバーで飲むような感覚を味わっていただけたらと。そのうえで、ご自身がどう思うのかというのを体験してみてください。
人生の“忘れ物”を取りに行く旅に出る!
プーンピリヤ監督のセンスを感じさせるスタイリッシュで美しい映像と、まるでカセットテープをひっくり返したように異なる展開で引き込んでいく本作。