くらし情報『韓国、タイ、台湾も…“アジアホラー”がアツい! 大島育宙オススメ4作品』

2022年11月14日 21:40

韓国、タイ、台湾も…“アジアホラー”がアツい! 大島育宙オススメ4作品

『リング』や『呪怨』など、日本のホラー映画のヒットが続いた平成期を経て、アジアの他の国・地域の作品がこれまで以上に数多く触れられるようになった今。ここ数年に公開された映画を観ていると、かつてのJホラーからの影響を感じる点も多くある。

「個人的には、日本のホラーは昔ほど海外へ通用しなくなってきていて、今はリベンジの時期だと考えています。Netflixが2020年に制作した『呪怨:呪いの家』もとてもおもしろかったけれど、海外でヒットしたかというとそうでもないんですよね。しかし、やはり平成のJホラーは今なお偉大で、『リング』や『呪怨』に影響を受けた世代が“自分がこの国でああいう映画を作るならどうしよう”と考えて作ったのが、近年のアジアホラーなのかなと思います。アジアと欧米での違いでいうと、まず霊というものに対しての解釈が全然違うという点も重要です。英語圏には基本的にゴーストとモンスターしか存在しませんが、アジアには妖怪やお化け、精霊などがいて、これらは英語で表現しにくいアジア独自の存在です。タイの“ピー信仰”や台湾の“道教”など、同じアジアに暮らす私たちにも馴染みのない文化もあるので、アジア諸外国のホラーは日本人にとっては少し新鮮なものとして映るのではないでしょうか。

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