2022年11月14日 21:40
韓国、タイ、台湾も…“アジアホラー”がアツい! 大島育宙オススメ4作品
ちなみに一神教が強いエジプトやイランなどのイスラム圏ではホラー映画が作られず、中国やベトナムなどの社会主義国でも規制の対象となりがちのようです。中国の莫大な資本を使ってホラー映画を作ったらどうなるんだろう…って考えるといろんな想像が膨らみますけどね」
また、ホラー映画は他のジャンルに比べて低予算で制作しやすいため、経済危機に陥ったあとに多く作られるという説もあるのだとか。
「日本でも、バブル崩壊後にたくさんのJホラーがヒットしましたし、都市伝説も流行りましたよね。もしかすると、ここ数年のアジアホラーブームも、コロナをきっかけに世界的に経済が落ち込んだことが関係しているのかもしれません。景気が悪いと、ホラーが流行るっていう(笑)。そう考えると、コロナ禍の影響を受けたおもしろい作品がこれからも続々と出てきそうで楽しみですね」
『女神の継承』
タイ・韓国合作の『女神の継承』。『哭声/コクソン』のナ・ホンジン監督が原案・プロデュースを担当し話題に。
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『哭悲/THE SADNESS』
人間の凶暴性を助長するウイルスが蔓延する台湾を舞台にしたパニックホラー『哭悲/THE SADNESS』。