2022年11月29日 20:00
青羽悠「制約を設けず自由に書いてみることにした」 物語の力を感じる新作小説
「今後も、自分にとって身近な世界を書くにしろ、今回のような遠い世界を書くにしろ、読者の感覚を広げてくれるような、強い感情が湧くものを書きたい。それこそが、物語の力かなと思っています」
『幾千年の声を聞く』流れ星が落ちた場所に生えたという巨大な〈木〉。やがてその木の上に家が建ち、街ができ、国が生まれ…。人々はどこに導かれるのか?中央公論新社1870円
あおば・ゆう2000年生まれ。現在、京都大学大学院在学中。’16年に「星に願いを、そして手を。」で第29回小説すばる新人賞を受賞してデビュー。著書に『凪に溺れる』『青く滲んだ月の行方』など。
※『anan』2022年11月30日号より。
写真・土佐麻理子(青羽さん)中島慶子(本)インタビュー、文・瀧井朝世
(by anan編集部)
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