くらし情報『絶対見たい! パリ・オペラ座の「極上アート」を体感できる至福の展覧会』

2022年11月27日 09:00

絶対見たい! パリ・オペラ座の「極上アート」を体感できる至福の展覧会

序盤から、華やかな絵画や彫刻が並び、とてもゴージャスな雰囲気。さすが、パリ・オペラ座の展覧会。心が躍ります!展示構成も、オペラのように序曲からはじまり、第Ⅰ幕、第Ⅱ幕から第Ⅳ幕へと続き、最後はエピローグで終了。いつもの展覧会とは違う趣向が凝らされています。

パリ・オペラ座は、1669年に太陽王ルイ14世が創立したアカデミーが起源。もともとオペラ自体はイタリアで誕生したもので、ルイ14世の宰相がローマで見たオペラに感銘を受け、フランスに持ち込みました。

第Ⅰ幕の展示室では、ルイ14世が踊っている場面を描いた作品などを展示。バレエは女性が踊るイメージですが、もともとは宮廷で男性が踊っていたもの。
宮廷バレエでは国王自身も舞台に出演していました。

公式図録に記載されている舞踊史研究家・芳賀直子さんの解説によると、当時は、「踊りがうまいことがそのまま権力につながった」とのこと。ルイ14世の「太陽王」という呼称も、バレエの役名にちなんだものだそうです。

この展示室では、ほかに、ブーシェやヴァトーなどロココ芸術の作家による作品も展示。オペラ座の舞台から影響を受けた華やかな絵画を楽しめます。

マネ・ドガ・ルノワールに興奮!

絶対見たい! パリ・オペラ座の「極上アート」を体感できる至福の展覧会


『パリ・オペラ座―響き合う芸術の殿堂』展示風景

絵画好きの人におすすめしたいのは、第III幕の展示室。

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