イム・シワン「イ・ビョンホン先輩は絶え間なくギャグをする人」驚きの素顔を語る
それよりも僕が考えたのは、いい人でも悪い人でも、行動の裏には何かしらの大義名分があるはずだということ。映画のなかでは、そういった理由については描かれていなかったので、自分なりにいろいろと想像しながら演じる努力をしました。
久しぶりの舞台挨拶で、緊張と同時にワクワクした
―作品を観たあと、韓国の観客からはいろんな反響があったとか。驚いたことはありましたか?
イム・シワンさんコロナ禍の影響と僕が軍隊に行っていたこともあり、長い間できなかったのが舞台挨拶。そんな僕にとって、本当に久しぶりに観客と直接会うことができたのがこの作品だったのです。
待ちに待った舞台挨拶ということもあって、劇場に入ったときは緊張と同時にワクワクが高まっていました。にもかかわらず、上映が終わって観客からまっさきに「この悪いヤツめ!」と言われてしまったんです(笑)。でも、僕は悪役だったので、そういうふうに言われるということは褒め言葉でもあると感じ、ありがたい気持ちになりました。
―それは衝撃のひと言でしたね。ちなみに、役作りをするなかでご自身なりのアイディアを入れた部分があれば、お聞かせください。
イム・シワンさん提案したことのひとつは、衣装について。