くらし情報『土井善晴「日本の豊かな食文化の存在を知ることができる」 行事食の大切さを説く』

土井善晴「日本の豊かな食文化の存在を知ることができる」 行事食の大切さを説く

日本には一年を通して、古くから親しまれてきた年中行事と、それに関連するさまざまな“行事食”が存在しています。「行事」と「食」に込められた意味や願いを知り、毎年続けていくことで運を開き、幸せを呼び込みましょう。料理研究家・土井善晴さんに伺いました。
土井善晴「日本の豊かな食文化の存在を知ることができる」 行事食の大切さを説く


お正月にはおせち料理とお雑煮を食べ、1月7日の朝には七草粥を食べる…。そのように日本には、季節行事に合わせて食べる〈行事食〉というものがありますが、実はそこには古くからの言い伝えや、季節との深い関係があるのです。

「私たちは季節の移ろいとともに生きていて、季節の移ろいと行事は関係している。季節、すなわち自然との関わりの中で安らぎを得たり、そういった情緒の中で心を潤したりしながら生活をする。それが本来の、生きるという意味だと思います」

と言うのは、料理研究家の土井善晴さん。
主に日本の季節行事は、家内安全や無病息災などの幸せを祈る〈祀りごと〉であり、それは同時に、自分の心を改めること、と言います。

「日本人にとってお正月は、新しく生まれ変わる日です。新しい年を迎えて、お雑煮を食べて、“今年はするぞ”と心に誓い、改めて頑張ろうと思うでしょう?でも、昨日と同じ散らかった部屋で食べていたら、やっぱり改まらない。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.