『東京リベンジャーズ』の堀家一希、母親役のガウに「仲良くなれないと思った」と言われた理由
なので、最後にわかりあえた瞬間は、心の底からよかったなと思えました。
最後には、本当のお母さんのような素直な気持ちになれた
―ガウさんと距離を取ったのは、監督からのアドバイスだったのでしょうか。
堀家さん実は、監督は仲良くしてほしかったみたいです……。でも、僕自身にとっては純悟として1か月間生きていくなかで、僕たちのコミュニケーションは邪魔になってしまうんじゃないかなと思ったので、排除しようと決めました。「邪魔」とか言ってすみません!そういう意味じゃないですよ(笑)。
ガウさんすごくわかるから大丈夫だよ。でもね、最初は絶対に仲良くなれないと感じていましたし、「もうカットかかっているんだから、元に戻ってよ!」って思っていました(笑)。堀家さんあの、これって褒めてくれているんですよね?
ガウさんめちゃめちゃ褒めてるよ!堀家くんに甘えがないからこそ現場の空気もガラッと変わりましたし、そういうところもスクリーンを通してみなさんに伝わると思います。
堀家くんは、古き良きタイプというか、ストイックで“昭和の俳優”という感じがしました。
―堀家さんは子どもの頃はお笑い芸人になりたかったそうなので、人を笑わせたい気持ちをこの現場では封印していたのでは?
堀家さんそうですね。