手土産を渡す際、袋から出した方がいい? 贈り物&手土産の基本マナー
相手のことを考えて選ぶ贈り物や手土産。渡す時のマナーをきちんと押さえて、ちょっとした気遣いを加えることでより感謝や謝罪の気持ちが伝わるものに。SNSで人気の漫画の主人公「犬のかがやき」と学ぼう。NPO法人日本マナー・プロトコール協会理事長・明石伸子さんが教えてくれました。
パートナーの家にお邪魔するぞ!贈り物&手土産編
Q、贈り物と手土産、そもそもどんな違いがあるんだろう。
A、贈答品は感謝やお祝いなど気持ちを伝える一つの手段。
贈り物、つまり贈答品の目的は、お付き合いのある方に、品物に託して自分の気持ちを伝えること。たとえば、お中元やお歳暮といった季節の挨拶、結婚祝いや香典返しなどがこれにあたり、かけ紙がかかっていることも特徴の一つ。
一方の手土産は、人を訪問する時などに手に提げて持っていく、ちょっとしたお土産のことを指す。
のし
贈り物にかける白い「かけ紙」の右上にある飾りが「のし」。古来、日本では慶事の時に鮑を加工した「のしあわび」を添えることがしきたりとしてあり、それを形式化したもの。
水引
内容により色や本数、結び方が変わる。結び方は主に「もろわな結び」と「結び切り」