ティモンディ・高岸「“自分がどうなりたいか”と妄想することは大事」 スキルの高め方
前田:モチベーションがないという人もいるでしょうし、一定して続くものでもないと思いますが、僕たちは生まれたその瞬間から終活が始まっているわけじゃないですか。そういう意識を持つと、うかうかしてられないな、自分のやりたいことをやろうという気持ちが芽生えやすくなるはずです。好きなことをしよう、そのために必要なことをやらなきゃなって。
――お二人が新たに興味を向けていることを教えてください。
前田:最近は物理が面白いなと思い、科学雑誌『Newton』を読んだりしています。あと、この間ショッピングセンターで薬の構造式みたいなものを模したキーホルダーが売られていて、薬学もいいなと。ちょっと形が違うだけで毒性のあるものが体にいい薬になったりするらしいんです。掘り下げるかどうかは保留中ですが、楽しそうだと思ったことはメモしておくようにしています。
高岸:僕は全部です。目に入るものすべてに興味が湧きます。その中でも特に人ですね。自分以外の人をみんなすごいと思っているので、歩んできた人生や夢などを聞いてみたいと常に思っているし、いつまでも話を聞いていられます。
――それぞれに違ったアプローチでスキルを高めているお互いの姿を見て、刺激を受けることもあるのでしょうか?
高岸:前田は、映画、本、ゴルフ、猫といろんなことに興味を持っていて知識があり、だいたいのことを知っていて、どんな人とも話せるんです。