稀有な才能で注目、森崎ウィン「ミャンマーでおばあちゃんと一緒に住んでいました」
――グループにいらっしゃったときは曲を作ることもあったと。
当時は、自分で曲を作って歌いたいという意欲が強くて、作っていました。ただ、やっぱり作家さんとは違って幅広く音楽理論を知らないので限界はありましたが、まだ意欲が消えたわけではないので、またタイミングを見て曲を作りたいです。
――どのように曲作りをしているのですか。
メロディから作っていきます。家でピアノを弾いてメロディを決めて、そこに歌詞をあてて自分で仮歌をとっていく感じですね。ピアノは、音楽活動をするときに以前から少し弾いていましたが、映画『蜜蜂と遠雷』で天才ピアニストの役を演じる際に本格的に習ったこともあって。歌詞を書くときは、フィクションもあればノンフィクションもあって、そのときどきで違います。
この8曲目「BeFree」の場合は、純粋にライブに来てくれたみなさんが日常のいろいろなことから解放されたらいいな、と思って作りました。
――9曲目のラブソング「My Place, Your Place」はどんな思いで歌っていますか。
堂々と言葉にして伝えるには少し恥ずかしくなるような歌詞なんですが、音楽に乗せることによって、恥ずかしくならずに素直な気持ちを音楽の力を借りて伝えています。