くらし情報『死体役ばかりの俳優・奥野瑛太「“この人どうせ死ぬんだろうなフラグ”が 一時期 立ちました」』

死体役ばかりの俳優・奥野瑛太「“この人どうせ死ぬんだろうなフラグ”が 一時期 立ちました」

どんなドラマや映画でも、重要な役割を果たしている役どころの1人と言えば死体役。物語においては欠かせない人物にもかかわらずあまり注目されないことが多いですが、現在公開中の最新作『死体の人』では、死体役を演じ続ける男を主人公に描き、話題となっています。そこで、主演を務めたこちらの方にお話をうかがってきました。

奥野瑛太さん

目次

・奥野瑛太さん
・死に方によって、作品との関わり方を変えている
・どこでも練習してしまうので、やりすぎてしまうことも
・現場では、どうしたらおもしろいかをつねに考えている
・あえて格言は持たずに、考え続けるようにしている
・死体役を演じることで、どう生きるかと向き合えた
・インタビューを終えてみて……。
・生きることが下手でも、自分らしくあればいい
・ストーリー
・釘付けになる予告編はこちら!
・作品情報
死体役ばかりの俳優・奥野瑛太「“この人どうせ死ぬんだろうなフラグ”が 一時期 立ちました」


【映画、ときどき私】 vol. 562

ドラマ『最愛』や映画『グッバイ・クルエル・ワールド』など、数々の作品で圧倒的な存在感を放つ名バイプレイヤーとして注目の奥野さん。本作では、演じることへの思いは人一倍強いものの、死体役ばかりをあてがわれる吉田広志を好演しています。今回は、死体役を演じるときのこだわりや現場への思い、そして自身の死生観について語っていただきました。

―最初に本作のオファーがあったとき、草苅勲監督に「僕はミスキャストです」と伝えたとか。なぜそう思われたのですか?

奥野さん脚本を読ませていただいたとき、「草苅さんにとって一生に1本書けるかどうかの作品だな」と思いました。
ご自身のパーソナルな部分を包み隠さずさらけだしている気概のようなものを感じたのと同時に、主人公の吉田広志は草苅さんなんだなと思いました。

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