ヨネダ2000「BPM160がいいぞってなってからは安定した」 M‐1決勝ネタ“餅つき”秘話
誠:だから面白いんです。スベったけど。
――スベった時って、落ち込んだり反省するのかと思っていました。
誠:基本、自分たちのネタは全部、本当はウケると思っているから。
――例えば、M‐1の決勝ネタ「餅つき」は最高に面白いですが、よりウケるように改善したりも?
誠:それこそお餅つきのテンポ。
愛:それまではテンポを決めずに、その日のコンディションでやっていたんです。
誠:でもウケる日があれば、ウケない日もあることに気づいて。全然ウケなかった時の映像を見たら、めちゃくちゃ速かったんです。
テンポを計ったらBPM190ぐらいあって、怖くて。
愛:ただでさえ大きな声なのに、むっちゃ速いから、もう何が何だかわからないネタになっていた。
誠:それ以来、テンポを決めて合わせようってことになりました。
愛:BPM160がいいぞ、ってことになってからは、安定しましたね。毎回、袖から出る前に、それぞれスマホのメトロノームアプリでテンポを確認しています。
ヨネダにせん/左・誠(まこと)1999年3月25日生まれ、東京都出身。右・愛(あい)1996年9月19日生まれ、神奈川県出身。共にNSC東京校23期生。