くらし情報『永瀬正敏「いまだにデビュー作を最後まで観れない」役者を40年間続けられた理由』

永瀬正敏「いまだにデビュー作を最後まで観れない」役者を40年間続けられた理由

それは「演じている本人がその人物のことを一番知っていなきゃいけない」ということですが、いろんな仕事を重ねていっても同じだと思う部分です。15歳で現場に入って、そこで救ってもらった感覚がすごく強かったので、いまも現場に対する愛情は変わりません。

―そういう思いを貫き続け、今年の2月でデビューから40年周年を迎えられました。改めて、これまでを振り返ってみて実感はありますか?

永瀬さんまあ、生きていれば誰にでもいずれそういうときは来るんでしょうけど、自分の理想とはちょっと違いましたね(笑)。もっと大人になっているはずで、もっと自分の芝居にも自信がついているはずだったので…。気持ち的には、毎回ゼロというか、マイナスくらいからのスタートで1つ1つ積み重ねて作っていく感じは、デビュー当時と同じです。

自分の芝居を見ても、「よくやった!」と1回も思ったことはありません。もちろん、自分としてはいつも120%でやっているんですけど、客観的に見れないところはいまだにずっと続いています。


―永瀬さんほどのキャリアと経験があっても、いまだに自信がないというのは驚きです。

永瀬さんいやいや、全然ですよ。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.