ウッドベースで弾き語る! ジャズ界の新星・石川紅奈「日常を過ごす中で心に響くものを曲に」
ジャズの名門ヴァーヴ・レーベルからリリースされるデビュー作『Kurena』。今作にはカバー曲の他、オリジナル曲も収録されており、作編曲家としてのポテンシャルも発揮する。
「普段から生き物のドキュメンタリーを見るのが好きで、『シー・ワスプ』はクラゲが泳ぐ動画を見ながら書いたものです。『No One Knows』は日本で働くベトナム人女性たちの実話をもとに作られた映画『海辺の彼女たち』を観たことをきっかけに書きました。日常を過ごす中で心に響くものを曲にすることが多いです」
華麗なるジャズの音色を、ドキッとするような感性と大胆なアレンジで奏でながら、ソロとしてのキャリアを踏み出した。そんな彼女の制作の息抜きはドライブなのだとか。
「大きな楽器を運ぶので普段から車移動なのですが、運転が好きなので、時間があるとよくドライブしています。都内から長野や静岡くらいまで、すぐに行っちゃいますよ(笑)」
1st mini Album『Kurena』。
ベース&ボーカルのスタイルでジャズの魅力を大胆かつフレッシュに奏でる。スティーヴィー・ワンダーやチック・コリアのカバーも収録。¥2,530(ユニバーサル ミュージック)