くらし情報『食卓はどう変わる? アンジュルム・川村文乃と学ぶ、注目の「陸上養殖」Q&A』

食卓はどう変わる? アンジュルム・川村文乃と学ぶ、注目の「陸上養殖」Q&A

Q、SDGsにどう貢献しているの?
A、ろ過した水を使うことで排水ゼロ&海洋汚染を防ぐ!
海でサーモンを育てる場合、海の自浄作用を超えるような大きな規模になると、魚のふんや餌の食べ残しが海底にたまり、海洋汚染の原因になることも。その点FRDジャパンが取り入れている閉鎖循環式陸上養殖の場合、99%の水をろ過して使うため、海に排水することなく、地球に負担をかけずに育てることができる。そして、水を使い回すことで冷却コストが不要になるので、水温を一定に保つための電気代を大幅に削減できるというメリットも。また、細菌による病気を防ぐための抗生物質が海底にたまり、生態系を壊すという心配もなし。SDGsの目標にある「12.つくる責任 つかう責任」「14.海の豊かさを守ろう」の実現につながっている。

Q、天然モノと味や見た目はどう違う?
A、日焼けしていない白い体と身の弾力&深い旨みが特徴。
陸上養殖の場合、サーモンは太陽を浴びずに過ごすため日に焼けず、銀ピカな天然のものにくらべて白い姿をしている。また、FRDジャパンで育てている「おかそだち」はトラウトサーモンで、ノルウェー産のアトランティックサーモンという種類にくらべて身が赤い。

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