くらし情報『アジアの作家たちによる“奇跡のアンソロジー”も! 押さえておきたい小説界の新潮流』

アジアの作家たちによる“奇跡のアンソロジー”も! 押さえておきたい小説界の新潮流

『彼女。』がヒットしたのは、キャッチーな装丁込みで“読みたい”と思わせるバランスが素晴らしかったから。それぞれの作品の扉イラストも小説の世界観を際立ててグッときます。また、作家の朝倉かすみさんが選んだ9人の好きな作家たちに“スカート”というお題で書いてもらった『スカートのアンソロジー』もおすすめ。これも裏テーマとしてフェミニズムがあり、スカートから広がる多彩な物語は示唆に富んでいます」

詩人の書く小説に注目。

“超小説”で未知の読書体験を。
アジアの作家たちによる“奇跡のアンソロジー”も! 押さえておきたい小説界の新潮流


『テーゲベックのきれいな香り』山﨑修平
物語は2028年の東京を舞台にスタート。詩人の「わたし」が住む街が災厄に見舞われ、暮らしが混乱をきたすなか、「書くとは何か」「詩とは何か」という問いを追いかける記憶の旅が始まる。
装画を手がけたのは浅野忠信さん。1980円(河出書房新社)

「生まれる」「産む」生殖行為を考える物語。
アジアの作家たちによる“奇跡のアンソロジー”も! 押さえておきたい小説界の新潮流


『うみみたい』水沢なお
卵生生物を孵化させるアルバイトをしながら、性行為に対して後ろ向きなうみ。そして、「生まれたくなかった」と思い続けているみみ。美大の同級生だったふたりは同居しながら制作を続けているが…。表題作ほか、3編収録。

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