“韓国のトップスター”チョン・イルが熱望「日本の俳優とコラボレーションしたい」
そういう意味でも自分にとって大きなチャレンジになるだろうと思い、不安はありましたが、挑戦することにしました。
―オファーを受けたときは、ちょうどいままでとは違う役を演じたいと考えていたときだったとか。なぜそう思われていたのでしょうか。
チョン・イルさん僕が演技を始めてから17年になりますが、自分のなかで大きな悩みの1つは、みなさんが持っているイメージを持ち続けるべきか、それとも変化をつけるべきか。ここがいつもジレンマとなっています。ただ、俳優というのはいまあるポジションに安住することなく、つねに成長を見せてこそ俳優ではないかなと。この仕事を長く続けていくためにも、そういう考えに至りました。
自分にとっては、プレゼントのような作品になった
―演じ終えたいま、改めてどのようなお気持ちかをお聞かせください。
チョン・イルさん韓国で公開されたときには、観客だけでなく俳優仲間やメディアからも「いままでのチョン・イルとは違う新しい姿を見ることができた」といった声をたくさん聞くことができてとてもうれしかったです。それらは僕にとっては最高の賛辞ですし、自信を得ることもできたので、『高速道路家族』は僕にとってプレゼントのような作品となりました。