老後資金2000万円を40年で貯めるなら? 毎月の目標額を計算して“先取り貯蓄”を
お金を貯めるためにやるべきアクションは、積極的に貯蓄する、節約して支出を減らす、投資して資産を増やすの3ステップ。ここではまず、“貯蓄”に注目します。教えてくれたのは、ファイナンシャルプランナーの高山一恵さんです。
いつ頃、どれくらいのお金が必要?目標がはっきりすると貯められる。
貯蓄を始める時に大事なのは、貯める目的と目標を明確にすること。まずはこの先、どれくらいのお金が必要か書き出して、将来を俯瞰してみよう。そうすれば、毎月いくら貯めればいいのか、貯蓄のイメージが具体的に見えてくる。
1、タイムバケットを作る。
年代ごとに夢や目標などを予算とともに書き出し、簡易なライフプラン表“タイムバケット”を作る。「達成するには何年後までにいくら貯めないといけないか、どうやって貯めれば間に合うかなどがイメージできます。貯蓄への意識が変わるし、モチベーションも高まります」。貯蓄計画への影響が大きいので、いわゆる“3大資金”も忘れず記入を。「一生が俯瞰できれば、無茶な住宅ローンで老後資金が貯まらない!ってことは避けられるはず」
夢や目標を書くことで貯蓄目標が見えてくる。
年代別に、達成したいことや目標と、その実現にかかるおおよその予算を調べて記入する。