2023年6月14日 19:00
南沙良「巨大で凶暴で肉食なところが好き」憧れている意外な“生物”とは
また、画家によって作風に違いがあり、ポップなものがあったり、精緻なものであったり、いろいろありましたね。個人的には、恐竜の皮膚などが細やかに描写されている部分が好きです。
――お気に入りの作品は?
南さんチャールズ・R・ナイトの《白亜紀―モンタナ》です。ティラノサウルスとトリケラトプスの対決シーンを淡い色彩で描いた作品で、夢の中に出てきそうな幻想的なところがお気に入りです。私がイメージする通りの太古の恐竜です。恐竜同士の戦いにも惹かれますね。実際に見てみたいですし、想像するとすごく楽しいです。――恐竜にお詳しい南さんが、この展覧会で新たに知ったことはありましたか?
南さん200年前にはイグアノドンの角だと考えられていたものが、実は鋭くとがった前足の親指だったというのはすごく驚きましたね。
おもしろいなと思いました。
フィギュアは何十体も!
――コレクター気質があるそうで、恐竜グッズも集めているそうですね。
南さんはい、たくさんもっています。パジャマやスリッパ、洋服などいろいろあり、家の中は恐竜グッズであふれかえっています。今日の私服も、ティラノサウルスのニットでした。
――リアルにつくられた恐竜のフィギュアも集められているそうですが、どんなふうに楽しむのですか?
南さん棚に飾って、眺めて楽しんでいます。