くらし情報『soraya「普段生きていて味わえないようなすごいものに触れる醍醐味がジャズにはある」』

soraya「普段生きていて味わえないようなすごいものに触れる醍醐味がジャズにはある」

壷阪:毎日食べても飽きない小さなケーキみたいな音楽をsorayaではやりたいんですよね。

――普段はどんなふうにジャズを聴いて楽しんでいますか。

石川:私はドライブが好きなのでよく運転しながらジャズを聴いています。高速道路は車の走行音が大きいので、ベース音があまり聞こえないんですよね。なのでベースがカッコいい曲を聴くのは一般道を走るときって決めてます(笑)。

壷阪:ジャズはアート的な側面も大きいので、僕は美術館に行くような気持ちで聴くことも多いです。芸術って幸せや癒しをもたらすものだけでなく、後味が悪かったり不安をもたらすものもある。でもそういうものに触れることで出てくる自分の感情がある。
普段生きていて味わえないようなすごいものに触れる醍醐味がジャズにはあるんじゃないかな。

――生々しいセッションの高揚感もジャズの魅力ですよね。

壷阪:そうですね。いろんな考えを持った演奏者が集まって「せーの!」で音を出すのは本音で語り合うようなもの。そこで「わかるわかる!」ってなることもあるし、ケンカみたいにぶつかり合うことも(笑)。そのスリリングな感じをお客さんは楽しんでくれるし、やってる方もそれが楽しいんです。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.