ものまねタレント・コロッケ「僕のちょっとふざけた芸風はミッキーにインスパイアされている」
ディズニー作品の魅力はなんといっても、躍動感のある動きにあると言う、コロッケさん。
「止まっていても動きの余韻を感じたり、足を一歩踏み出すだけでも首がカックンと動いたり。ディズニーキャラクターにしかない動きがたくさんある。それをどうやって再現できるかと練習してきたことが表現の幅に繋がったと思っています。操り人形が動き出す瞬間に心がときめいた『ピノキオ』、部屋で大はしゃぎしていたおもちゃが男の子が入ってきた瞬間ぴたりと動きを止める『トイ・ストーリー』など、とにかくキャラクターの動きに目がいってしまう。子どもに体をつかまれたウッディが目だけをキョロキョロと動かすところなんてたまらないです」
動きにフェイントをかけたり、歌いながら顔を激しく動かしたりするコロッケさんのパフォーマンスは、ディズニーがお手本。そして、ディズニー作品を観ていると、人として忘れてはいけないことにも気付かされるという。
「人間も動物もおもちゃも、みんな等しく愛情たっぷりに描かれているんですよね。
誰かを思いやり、助け合うことの素晴らしさを思い出させてくれます」
【Disney】『蒸気船ウィリー』(1928)
いたずら心いっぱいのミッキーマウスが魅力的。