喉が渇いたと感じたらすでに軽い脱水症!? 真夏のカラダを守る“5つの基本栄養学”
問題なのは食べすぎてしまうこと。1日の適正量は120g程度。1日3食なら1食40gくらいまでに糖質の量をコントロールしましょう」
40gの糖質を含む炭水化物の量は、ご飯なら茶碗3分の2杯、食パンなら5枚切り1枚程度。さらに同じ炭水化物でも、ゆっくり吸収される未精製の炭水化物がおすすめ。できる範囲で、白いパンより全粒粉パン、白いご飯より玄米や麦ご飯、雑穀米を選びたい。
3、鶏肉、魚、ウナギ。タンパク質で酸化を防ぐ。
炭水化物の量を控える代わりに、積極的に摂りたいのがタンパク質食材。
夏場は紫外線などの刺激で活性酸素が増え、カラダが酸化しやすい。せっかくなら、より抗酸化作用のあるタンパク質食材を狙いたい。
「鶏むね肉には、カルノシンという強力な抗酸化作用のある天然成分が豊富に含まれています。渡り鳥が長時間飛び続けられるのはカルノシンのおかげです。カルノシンはマグロやウナギなどにも豊富に含まれます。また、鮭に含まれるアスタキサンチンという色素成分にも、ビタミンEの1000倍ともいわれる強力な抗酸化作用があります」
この夏はお肉と魚介類で抗酸化力を養おう。
4、基本は低温調理。お酢、レモンでAGEを抑える。