脱水症&熱中症になっていないかチェック! 正しい対処法も医師が伝授
“ペットボトルのふたを自分で開けられない”“水分を補給し、涼しい場所で安静にしていても、だるさや吐き気などの症状がやわらがない”といった時は、迷わず医療機関へ。
【熱中症】体温調節ができなくなり熱っぽく感じたら要注意。
体温の調節機能が上手く働かなくなり、体内に熱がこもって、さまざまな症状が出る熱中症。
「私たちの体は、汗によって体温調節を行っており、サラサラした汗がかける状態が理想的。しかし、高温多湿の環境によって、汗では対処しきれなくなり、体に熱がこもってきた感じがして、立ちくらみやこむら返り、頭痛などさまざまな症状が現れます。炎天下の屋外でなく、家の中でじっとしていてもなってしまうことがあります」
CHECK
・体に熱がこもっている感じがする。
・頭痛やめまいがある。
・大量に汗をかいている。
・意識が混濁している。
もしなってしまったら…
【ACTION1】横になり、襟を開いたり熱を逃がしながら、安静にする。
【ACTION2】水分と塩分を速やかに補給。それでも回復しない時は、医療機関へ。
熱中症らしき人を見かけたら?
・呼びかけに応えない場合、救急車を。
・意識があれば、屋内や日陰に避難。