アンジュルム卒業から7年。田村芽実「いろんな方のお芝居を、何度も巻き戻して研究」
連続テレビ小説『らんまん』で、主人公・万太郎が通う大畑印刷所の娘・佳代として、限られた出番ながら存在感を発揮し、話題になったのが田村芽実さん。かつてアンジュルムのメンバーとして活動しながら、幼い頃から憧れていたミュージカルへの夢を捨てきれずに、アイドルから転身。透明感のある澄んだ美しい歌声に加え、ピュアなヒロインから強烈な個性を放つキャラクターまで演じ分ける演技力で、今、着実に評価を高めている。
王道から個性派まで、確かな実力で演じきる。
ミュージカル女優への目標を掲げてアンジュルムを卒業して7年。夢を実現させたばかりでなく、ヒロインから個性的なキャラクター、コメディリリーフまで、さまざまな役柄を演じている田村芽実さん。
「もともとミュージカルが好きで、子役をやっていました。そのとき、ハロー!プロジェクト(以下、ハロプロ)の方たちと共演したら、みんなかわいくて歌もダンスも上手で優しくて、同じ舞台に立ちたいと思ったんですよね。
でも活動するうち、ずっと夢だったミュージカルの道に進みたくなって…」
子供の頃から劇団四季や宝塚などのミュージカルが好きで、姉妹でミュージカルスクールに通っていた。