とにかく明るい安村「こんなにも笑いが起こるとは思っていなかった」 BGT出場秘話
と叫ぶことでネタが完成したからこそ、あんなにウケたのかもしれませんね。
――たしかにあのやり取りがあったから、会場の一体感がどんどん強まった感じがしますよね。でも紳士淑女の国というイメージがあるイギリスで、スタンディングオベーションが起こり、審査員のアリーシャからも「あなたはおそらく全シリーズの中でも、私の一番のお気に入りの出演者だわ」と称賛された。これほどまでにウケたのは想定の範囲内?
いや、こんなにも笑いが起こるとは思っていなかった。イギリス人のノリの良さはもちろんあるけれど、こんなネタをするようなコメディアンはイギリスには存在しなかったから、文化の違いが相まって、その振り切った感じが良かったのかも。実は以前から「超新塾」のアイクぬわらと、アメリカで英語バージョンの裸芸を披露したらウケるかもしれないねって話はしていたんです。実際に、BGTのアメリカ版への出場も決まっていたのですが、コロナ禍でその話自体がなくなってしまって…。イギリスから帰ってきた後にアイクから、アメリカでは「パンツ」のことを「アンダーウェア」と言うから、アメリカだったら、これほどまでにウケなかったかもねと言われました。