美山加恋「25歳って、思い描いていた理想の大人にはなれてなくて、焦るし悩む年齢」
人生100年時代。その4分の1=25歳前後の男女5人による群像ドラマ『around1/4(アラウンドクォーター)』。美山加恋さん演じる早苗はセックスに消極的で、8年間付き合っていた彼氏に「つまらない」と振られてしまう。
「早苗は、セックスに対して苦手意識があって、なかなか心を開けないところがあります。でも、何とか自分を変えようと、ボロボロになりながらも全力で生きている女の子。私は今26歳なんですが、25歳って頑張ってきたはずなのに、思い描いていた理想の大人にはなれてなくて、焦るし悩む年齢な気がします。私自身も大人になりきれてないと思うので、早苗にすごく共感しますね。羨ましいのは、イヤなことがあってもタガを外して、人生を楽しめるところ。
現場に入るまで想定してなかったんですけど、テキーラを勢いよく飲むシーンは、サパークラブのお祭り騒ぎに押されて、本番ではドヤ顔で『うっしゃ~!!』って叫んでました。私もお酒は好きですけど、ビールが好きなので、早苗ほど酔ってテンションは上がらないです(笑)」
彼氏がいなくなった早苗に急接近するのが、元バイト仲間の康祐。万年セックスお化けと呼ばれながらも、実は内面では惑いを抱えており…。