柳楽優弥&川栄李奈「いろいろ楽しい現場だった」 『オレは死んじまったゼ!』撮影裏話
柳楽:そうそう。監督の手法が独特で面白いですよね。あと、死後の世界なのに人間らしい部分がちゃんとあって、何かに向き合うことって生前も死後もあまり変わらないと思うのもいいな、って。キレイごとだけではなくて、自分の事実に向き合っていく物語をファンタジーな世界観で描いているので、見やすいと思います。
――撮影中、印象に残っているエピソードを教えてください。
柳楽:前室(待合室)がみんな一緒で、しかも狭かったんです。
川栄:私、人見知りなので現場でうまく話せないことが多いし、共演者と友達になることも少なくて。やっと少し話せるようになった頃には撮影が終わっちゃう…ってことが多かったんです。
だから今回、前室がかなりこぢんまりしていたからどうしようって思ってて。
柳楽:しかも、そこにみんなでいる時間が長いんですよね。それぞれが、何を話そうかな…って思っていたと思う(笑)。
――人見知りにとってはハードルが高い状況ですね。それで、どうされたんですか?
川栄:賀屋さんがうまくて。
柳楽:いいムードを作ってくれたので、さすが芸人さんだなって思いました。まだ10代の樹さんとかにもいじられながら。