くらし情報『菅田将暉「役者が“職業”になりました」 転機となった『ミステリと言う勿れ』が映画化』

菅田将暉「役者が“職業”になりました」 転機となった『ミステリと言う勿れ』が映画化

そんな特色がしっかり描かれつつ、密室での会話劇や、よう喋るな、という整くんの個性は際立っていたと思います。とはいえ撮影中は大変でした。伏線も多いし、言葉のチョイスも独特なので、集中してセリフをひとつひとつ残していく感覚で。頭を使うので、演じている時はいっぱいいっぱいでしたね。だからこそ、完成作を観て安心したし、大変だったことも面白かったな、って思えました。

――この作品の魅力は何でしょう。

やっぱり、雑談というコミュニケーション。人と喋る機会が減ってしまった時期を経て、面倒くさいぐらい喋ってくれる整くんを見るとなんとなく安心します。
議論のシーンでも、正解を押し付けるわけでも、感情論で語るわけでもなく、淡々と喋り続けるスタイルも好きなところです。

――原作の2~4巻に掲載された通称“広島編”を描いた今作ですが、どんな思い入れがありますか。

まず、ドラマを撮影していた時はコロナ禍で大規模な地方ロケができなかったんです。だから広島ロケでようやく“キレイな画”がたくさん撮れて満足しています。原作の順番でいくと、ドラマの1話で放送した取調室での会話劇があって、そのあとにこの広島編になるので、僕としては広島編をやらないと次に進めない感じがしていたんですよね。

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