“モード界の帝王”の足跡をたどる! イヴ・サンローランの日本初大回顧展
世界中に名を馳せる、モード界の帝王イヴ・サンローラン。1958年にクリスチャン・ディオールのデザイナーとしてデビューしてから引退までの約40年間、世界のファッションシーンをリードし続けた彼の偉業をたどる大規模回顧展「イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル」が始まる。本展ではイヴ・サンローラン美術館パリの全面協力を得て、約半世紀にわたる彼の足跡を、110体のルックや、アクセサリー、ドローイング、写真を含む約300点で紹介する。
「モードの帝王」と呼ばれた男の偉業を知る、没後、日本初の大回顧展。
カクテル・ドレス-ピート・モンドリアンへのオマージュ
1965年秋冬オートクチュールコレクション©Yves Saint Laurent©Alexandre Guirkinger
幼い頃から絵を描くことが好きだったイヴ・サンローランは、絵本の装丁や挿絵を手掛けた後、1953年、17歳でパリに渡り、コンクールのドレス部門で入賞したことをきっかけに、クリスチャン・ディオールのアシスタントに。1957年にディオールが急逝した後、彼はチーフデザイナーに抜擢され、ディオールの新しい顔として成功を収める。