宮世琉弥「カメとはご縁があるんです」最新作『ミュータント・タートルズ』で声優に初挑戦
でも、逆に反省することがなくなったら終わりかなとも感じているので、もっとよくなるようにがんばっていきたいです。
大変だったけど、自分らしさを出すことができた
―とはいえ、これまでの俳優業で得たものが活かされた部分もあったのではないでしょうか。
宮世さん普段、役作りをするときは自分の“引き出し”を増やすために、いろんな作品をたくさん観るようにしているのですが、そこは役に立ったのかなと。その作業をするとイメージがしやすくなって、台本の読み取り方が全然違うんです。たとえば、今回も『キングスマン』とか『ジョン・ウィック』、『マトリックス』みたいな作品を観ていたおかげで、敵と戦うシーンはうまくできました。そういうところは、役者をやっていてよかったなと思ったところです。
―なるほど。逆に、苦労したのはどんなシーンですか?
宮世さん殴られたときの音や呼吸の音とかは難しかったですね。
役者の場合だと、実際の行動と合わせて出るものなので、それをせずにただ映像を見ながらするのは大変でした。でも、いろんなアドバイスをしていただいたおかげで、自分らしさも出せたと思っています。プレッシャーもありましたが、楽しかったです。