アイナ・ジ・エンド「全身全霊で歌っています」“Kyrie”として得た新境地
――いえいえ、天性のものがあるからこその抜擢です。さらに初めて組むのが岩井監督の現場というのは、とてもスペシャルなことですね?
スペシャルですね。自分でも、そう思います。
一瞬たりとも腐らないように生きていきたい
――お話は変わりますが、最近、オフの日はどのように過ごされましたか。
ダンスと歌を習いにアメリカに行きました。行って本当によかったですし、やっぱり「自由に生きよう」と思いました。
――それは好きな先生がいらっしゃる?
妹の好きな先生がアメリカにいるので、私はついていきました。L.A.とN.Y.に行ったんですが、L.A.では人と目が合うと笑ってくれたりと、なんかいいなあ、日本でもやろうって思って。
最近、人と目が合うと自然に微笑むことができる自分がいて、自分の中での変化がありましたね。
――充実されている感じがします。学びに行かれながらも、リフレッシュもできたんですね。
リフレッシュできました。でも『キリエのうた』の公開前だったからか、心はずっとKyrieでしたね。映画が公開されて、落ち着いたら、ひとりでまたどこかに旅に行きたいなと思っています。――お洋服などもアメリカで買ってきたりしたのでしょうか。