「宇宙人に連絡したら家に派遣できる」中国の注目監督が驚いたUFO愛好家たちとの出会い
今回は、作品完成までの道のりやUFO愛好家たちから聞いた驚きのエピソード、そして日本で一緒に仕事をしてみたい人などについて語っていただきました。
―大学の卒業制作が大ヒットし、そこから著名な方々のサポートを受けて大手映画会社で配給が決定、という流れは中国映画界でも異例のことだったのでしょうか。
監督若い監督にとってデビュー作を撮るというのは、チャンスがないとなかなか難しい状況であるのは確かですが、基本的には2つの方法があります。まず1つ目は、自分で撮ったショートムービーをネット上に公開して、気に入ってくれた映画関係者から声をかけてもらうというもの。これは非常に多いケースです。
2つ目は、自分の脚本を持って国内のいろんな映画祭に参加すること。若手を応援するためのプログラムがだいたいあるので、コンペに応募して出資者を見つけるというのが主流です。映画を撮るのは決して容易なことではないので、僕も映画化できたこと、そして結果もよかったことはうれしく思っています。
―監督はもともとSFやUFOに興味があったわけではなかったようですが、初長編作品を撮るうえで、ご自身の得意分野ではないところで勝負することへの不安はありませんでしたか?
監督内容的なことよりも、初めての作品ということで、経験がないからこその緊張や不安はありました。