「宇宙人に連絡したら家に派遣できる」中国の注目監督が驚いたUFO愛好家たちとの出会い
岩井俊二作品で初めてフェイクドキュメンタリーを知った
―ちなみに、監督自身はUFOや宇宙人の存在は信じているほうですか?
監督そうですね。僕は昔から宇宙人の存在は信じています。なぜなら、人類以外の生命が宇宙のどこかには存在しているだろうと感じているからです。ただ、見た目に関しては、よく言われている頭や目が大きいタイプの宇宙人ではないと考えています。
―撮影中のことについてもおうかがいしますが、山での撮影はかなり大変だったのではないかなと。
監督ハプニングはいっぱいありましたよ。ロケ地を見学に行ったときには、危険な場所が多くて交通事故に遭ってしまったこともありましたから…。とにかくいろいろありすぎて、この映画のメイキングは本編よりも面白いんじゃないかと思っているほどです(笑)。
―監督は、岩井俊二監督や中島哲也監督、宮藤官九郎監督、安藤桃子監督など日本の映画監督からも影響を受けていらっしゃるそうですが、この映画を作る過程で観た作品などもありましたか?
監督何かの参考にしたり、アイデアを取り入れたりするために観たものはありませんでしたが、撮影のときにたまたま観たフェイクドキュメンタリーに関する日本の作品は、『カメラを止めるな!』と「山田孝之のカンヌ映画祭」