2023年10月21日 20:00
岡田将生、松坂桃李と柳楽優弥は「家族であり友達で、役者としてのライバルでもある」
なんて話していたから、僕も嬉しいです。
――おなじみの顔ぶれが揃っていて、7年後も相変わらずの騒動が起こり、あの時の気持ちのまま続きを見ているようでした。久しぶりの現場はいかがでしたか?
岡田:実は、今の自分とあの時の自分は違うので、話をいただいた時は嬉しさと同時に不安もあって。だから、現場に入る前に連ドラを全部見返して、台本を見ながらセリフを繰り返し口にしていたんです。でも衣装合わせに行ったら、衣装が全て揃っていたし、当時使っていたセットもほとんど残っていて。監督からは「安心して現場に来てくれ」と言われました。それで、いざクランクインして最初のセリフを口にした瞬間に、もう完璧に正和だった。戻ってきたー!僕が好きだった作品だ!って思いました。
30代半ばになった自分の変化も、この作品や正和は受け入れてくれたし、桃李さんと柳楽の優ちゃんと顔を合わせた瞬間にホッとして。こんなふうに無理せずに戻れるのって、他の現場ではあまり味わえない感覚です。
――素晴らしいことですね。
岡田:今日はどこの現場で撮影できるんだろうって考えると、ワクワクするんですよ。たぶん桃李さんはこんな感じで演じて、茜ちゃん役の(安藤)