不動産会社の女性経営者が教える! マンション設備でわかる「選んではいけないNG物件」
防犯カメラやセンサーライトも不審者に対して抑止力になるため、共用設備としてあると防犯面でプラスになります。また、捨てたゴミから個人情報を盗まれることもあるため、マンション内にゴミ置き場があるとなおいいです。働いているかたは部屋にいる時間が少ないですから、ゴミを決まった日時に出せないことがあると不便。そのため24時間ゴミが捨てられるタイプの物件を選ぶことで快適に過ごせます。
――共用設備にこだわると、家賃が上がってしまうものなのでしょうか?
平出さん共用設備が充実している物件は人気のため、充実していればしているほどマンションの家賃は上がります。また、共用設備が充実しているということは、設置費用や維持費、管理コストや人件費もかかるため、家賃だけでなく管理費と共益費も必然的に上がるものだと覚えておいてください。
――お客様のなかで「この共用設備があってよかった!」など、具体的な実例はありますか?
平出さんカーシェアリングや電動自転車シェアサービスがマンション内についていて便利だったと、お客様から何度か聞いたことがあります。特に都心は限られたスペースに建物が建っているため、駐車場や駐輪場のないマンションも多いですからね。