奥平大兼がアニメ声優初挑戦! 実写とアニメが交錯する『ワンダーハッチ ‐空飛ぶ竜の島‐』
――この作品の好きなところを教えてください。
一番は遊び心があるところ。メッセージ性もあるけど、それを探るよりも純粋に登場人物たちの冒険や、映像の美しさ、迫力を楽しんでほしいです。
――奥平さんが『MOTHER マザー』に出演された時、すごい新人が突然現れたと、衝撃を受けたのを覚えています。役者デビューまでの経緯を教えてください。
中1の時に、事務所からスカウトされたんですが、当時はバスケ部でバスケに夢中だったので、芸能活動に全然興味がなくて。とりあえずバスケがやりたいから、と事務所に伝えました。その後、部活を引退した頃に事務所から「そろそろやりますか」って言われて、断る理由もなかったので「そうですね」って(笑)。
人生で初めてオーディションを受けて『MOTHER マザー』に出ることになり、撮影して…気づいたらこの世界に入っていました。――なんと自然に…(笑)。
業界のことがわからなかったというのもあるし、高1だったので友達と遊びたかったし(笑)、正直に言うとやりたくて始めた仕事ではないんです。それがいきなり、長澤まさみさんの息子役です、映画を撮影します、って言われてパニックすぎて、撮影も怖くて。