義姉に恨まれていました… 年始に夫の実家で発覚した「思わぬ因縁」【前編】
どうやら高校時代の写真で、義姉はバスケ部のユニフォームを着ていました。
私も高校時代はバスケ部に所属していたので、共通の話題を見つかったことにほっとしましたね。しかも、義姉の高校は名門バスケ部があるかなりの強豪なので、“これは話が盛り上がるはず”と思いました。そこで思い切って、“私もバスケ部だったんです”と声をかけてみたんです。
ですが、義姉の反応はとても素っ気なくて、“ふ~ん”という返事のみ。そのときは、“急に距離を詰めたのが失敗だったのかな…”と少し反省しました」
義姉との思わぬ因縁
「そうこうしているうちに義母がやってきて、大型スーパーへ買い物に行くよう頼まれました。夫と車に乗り込み、スーパーへと向かいながら、さっきの義姉との会話について話してみたんです。返事が素っ気なかったことを伝えると、“姉はバスケで大学の推薦を取るつもりだったが失敗した”“だからいい思い出がないのではないか”と聞かされました。
なんでも3年生のとき、全国大会を目指していたものの2回戦で敗退してしまい、推薦が取れなかったそう。義姉は今でも、“私の人生はあそこで狂った”と言っているらしいのです。
そこで私はハッとしました。