くらし情報『8歳のトランスジェンダーの少年を主人公に。スペインの注目監督「この問題は蓋をすべきことではない」』

8歳のトランスジェンダーの少年を主人公に。スペインの注目監督「この問題は蓋をすべきことではない」

性の多様性に関するさまざまな取り組みが広がりを見せるなか、まもなく公開を迎える映画は、8歳のトランスジェンダーの少年を主人公に描いた話題作。第73回ベルリン国際映画祭において、史上最年少となる9歳で最優秀主演俳優賞受賞の快挙を成し遂げたことでも注目を集めている1本です。

『ミツバチと私』

目次

・『ミツバチと私』
・エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン監督
・子どもたちも自分は何者かと考えている
・ともに学んで歩んでいく家族の過程も見せたかった
・本当の家族のような雰囲気を目指して作った
・「どんな困難でもやれる」という自分への信頼感が大事
・家族の温かさと優しさに包まれる
・胸が熱くなる予告編はこちら!
・作品情報
8歳のトランスジェンダーの少年を主人公に。スペインの注目監督「この問題は蓋をすべきことではない」


【映画、ときどき私】 vol. 629

夏のバカンスに入り、フランスからスペインにやってきたある家族。その一員である8歳の少年は、男性的な名前である“アイトール”と呼ばれることに抵抗感を示すなど、自身の性をめぐって周囲からの扱いに困惑し、悩みを抱えていた。

心を閉ざしていたアイトールだったが、叔母が営む養蜂場を訪れ、ミツバチの生態やバスク地方の豊かな自然に触れることで徐々に気持ちがほどけていく。ある日、自分の信仰を貫いた聖ルチアのことを知ると、自分もそのように生きたいという思いが強くなっていくのだが…。

自身の性自認に悩む子どもの成長を描き、大きな反響を呼んだ本作。そこで、作品が誕生したいきさつなどについて、こちらの方にお話をうかがってきました。


エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン監督

8歳のトランスジェンダーの少年を主人公に。スペインの注目監督「この問題は蓋をすべきことではない」


数々の短編を手掛け、さまざまな国際映画祭で評価を得てきたソラグレン監督。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.