江原啓之「2024年を生きるためのヒントがある」 富士山にご縁がある神社からメッセージ
未来に明るい兆しが見えず、不安を感じていませんか?虚実入り乱れる世界に身を置く私たちは、ともすると、誤った情報に流され、足元が揺らぎがちです。日本の象徴・富士山を望む地を訪れた江原啓之さんから、大切なメッセージが届きました。
富士を仰いで、取り戻す、私たちの心。
富士山は、「信仰の対象と芸術の源泉」として、世界文化遺産に登録されています。自然遺産ではなく、文化遺産であるのは、そこに「信仰」という文化が深く関わっているからです。
日本人は富士の姿に長く“神”を見いだしてきました。富士信仰は各地にありますが、それこそ“お山”が皆の心の支柱である証しでしょう。
「お山が見ている」という安心感のもと、自分を律することができるのは、そこに“正義”を感じるからに他なりません。
この国には、秩序を守る心がある。震災などの大変な状況下でもきちんと整列して待つ姿に海外からは驚きの声が上がりますが、元来、そういう善良な心を持っているのです。いま一度、その美しい宝を思い出すときです。
富士山に縁の深い神様を祀る神社を遥拝し、祈りを捧げて。
神部(かんべ)神社、浅間(あさま)神社、大歳御祖(おおとしみおや)