くらし情報『『鎌倉殿の13人』で注目の柿澤勇人「三谷幸喜さんの書いたドラマってやっぱり多くの人に刺さるんだな」』

『鎌倉殿の13人』で注目の柿澤勇人「三谷幸喜さんの書いたドラマってやっぱり多くの人に刺さるんだな」

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で鮮烈な印象を残し、「いま最も信頼する俳優のひとり」と脚本の三谷幸喜さんからも言われる柿澤勇人さん。その三谷さんの新作を前に、今の想いを聞いた。
『鎌倉殿の13人』で注目の柿澤勇人「三谷幸喜さんの書いたドラマってやっぱり多くの人に刺さるんだな」


史実をなぞりながらも、歴史上の人物を独自の解釈を加えて多面的に描き出し話題を呼んだ三谷幸喜さん脚本の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。本作で、苦悩する若き将軍・源実朝を演じ、大きな注目を浴びた柿澤勇人さん。劇団四季でまたたくまに主役の座を手にし注目を集めたかと思えば、その地位をあっさりと辞して外の世界へ。ミュージカルにとどまらず、蜷川幸雄さんや三谷幸喜さんの舞台のほか、近年は映像でも活躍。その一方で、歌舞伎の音楽を担う清元の家に生まれ、幼い頃から伝統芸能にも触れて育つなど多面的な経歴を持つ人。

――現在稽古中の舞台は、三谷幸喜さん作・演出『オデッサ』です。
三谷さんとの舞台は、2019年の『愛と哀しみのシャーロック・ホームズ』が初めてでしたが、あらためて三谷作品の魅力はどこに感じられているんでしょうか。

三谷さんは基本的に、脚本を役者にあて書きされるスタイルですが、それゆえにどのキャラクターを見てもすごく生き生きとしている印象があります。

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