インフィニティプールで愛し合う二人…官能に訴える“タイのBL作品”6選
光、色、湿度…。官能の美学に魅せられる、アジア映画&ドラマの世界。タイのエンタメ情報を発信しているライターがお薦め作品を紹介します!
【タイ】渇いた大都市に、“湿度”さえ感じさせる距離感が生む官能。
官能性をひもとく鍵のひとつに“湿度”があるが、意外な事実が。
「タイは蒸し暑いイメージですが、実際はわりとカラッとしていて湿度が低いんです。光や音楽を用いた五感に訴える演出で、濃密な湿度感を作り出してしまう点がタイの映像作品の魅力のひとつ。また、近年世界的に人気が高まっているBL作品で描かれる、男性同士の微妙な距離感や関係性が生み出すエロティシズムにも注目を」(タイ式芸能ライター・白田麻子さん)
解釈を委ねた結論が生み出す余韻に浸って。
【DRAMA】『180 Degree Longitude Passes Through Us ―僕らを隔てる境界線―』
幼い頃に父親を亡くした青年が母親との旅の途中で父の旧友に出会い、森の中にある男の家に滞在した数日間をこまやかに描いたBLドラマ。
「主人公は父親の親友に恋心を抱くのですが、二人の間に起きた出来事を観る人の想像に任せる演出がなんとも官能的。