くらし情報『エストニアで同性婚法案の議決を後押しした話題作「完璧なタイミングだった」』

エストニアで同性婚法案の議決を後押しした話題作「完璧なタイミングだった」

完璧なタイミングで作られた映画だと思う

エストニアで同性婚法案の議決を後押しした話題作「完璧なタイミングだった」


―そういったセルゲイさんの思いが投影された本作は、エストニアで大ヒットとなり、同性婚が承認される大きなきっかけにもなったそうですが、一つの国の歴史を変えてしまうほどの作品になったというのは本当にすごいことです。

オレグさんこの映画は、本当に完璧なタイミングで作られたのではないでしょうか。これは僕が出演していた別の舞台であったセリフですが、「あなたが政治を作らなければ、政治があなたを作ってしまう」という言葉がまさに今回の作品にも通じていると痛感しました。良くも悪くも我々は政治によって作られてしまうものなので、同性愛であれナショナリティであれ何であれ、そこに制限が設けられる場合は、自由を求めて戦うべきだと考えています。この作品が問いかけているのは、自分がありのままでいられるかどうかについて。僕自身もロシアとウクライナがこういう情勢になってからは、そういったことを肌で感じています。

特にいまの僕たちは、ウクライナ人なのに「あなたはウクライナ人ではありません」と言われているような状況にいるので、現在のウクライナで起きていることはまさに彼らと同じかなと。

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