内田理央「こんな素敵な機会、楽しまなきゃ損」 初代『おっさんずラブ』続編の現場を語る
5年前に放送され、日本のみならず世界中で社会現象を巻き起こしたドラマ『おっさんずラブ』。劇場版を経て、現在待望の初代『おっさんずラブ』の続編が放送中。「またあの二人が見られるなんて!」と、喜ぶ人たちが続出です。男性キャラが多いこの物語に登場する数少ない女性キャラの一人・荒井ちずを演じているのが内田理央さん。前作では田中圭さん演じる主人公の春田創一に片想いをする役でしたが、今作のちずさんは、なんと“シンママ”。
私にお芝居の楽しさを教えてくれたのは、この作品と、そしてキャストのみなさんです。
「そうなんです。いつのまにか結婚して離婚して、子供がいたんです、ちずさん…。
初代『おっさんずラブ』のときは、年齢も近いし、ちずさんと私、同じペースで成長してるわ、なんて思ってたんですが、いつの間にか随分先に行かれてました…(笑)。シングルマザーとして子供を育てる彼女の本当の苦労は、経験をしていない私がどんなに想像してもわからないかもしれない。そういう意味で、今回の役を理解するのは結構難しく、悔しい思いをしながら取り組んでいる部分もあります。でも弱音を吐かずに頑張っているところや、他者に対してフラットに接する清々しさなどは初代『おっさんずラブ』のままなので、そのあたりを大切に、お芝居をしています」